歯科界へのメッセージ

Message to the dental world

コムネット会員情報誌「Together」に掲載している、弊社社長・菊池恩恵によるコラム「TRIANGLE」です。

歯科チョコレート革命!

●2005年11月2日TV東京「レディス4」

テレビ東京系11月2日の「レディス4」に、ピカチュウのエプロン姿で子どもにチョコレートをプレゼントしている神谷誠先生(48歳・長野県開業)が登場しました。

番組のテーマは「チョコレートの健康効果」。最近「70%」「85%」とカカオの含有量を明記したビターチョコレートが売れていて、あるスーパーでは昨年の2倍もの売れ行き。東京・銀座の最高級ショコラティエRICHARTのカカオ100%の製品も紹介されていました。昨年来の大ブームの要因である、チョコレートの原料、カカオの効能を追った特集です。

●カカオ・ポリフェノール効果

これまで、チョコレートは「むし歯砦の3悪人」の一人であり、肥満や糖尿病の原因とみなされ、その魅力とはうらはらに健康にとってはマイナスイメージが支配的でした。

しかし最近、カカオに多く含まれるポリフェノールによる抗酸化作用(活性酸素とその活動を抑制)が注目され、(1)動脈硬化予防 (2)がん予防への期待 (3)抗ストレス作用 (4)アレルギー・リウマチへの効果 等に極めて有効であることがわかりました。

番組では板倉弘重茨城キリスト教大学教授(医学博士)が、血液循環、脳細胞や体内のリフレッシュ効果とともに、カカオに含まれる脂肪酸の1/3が体に吸収されにくいオレイン酸でありそれがダイエットに効果があると強調しました。

●カカオ×キシリトールの威力

神谷誠先生は、国際シンポジウムでも解明されているカカオのもつむし歯抑制効果とともに、甘味料に100%キシリトールを使うことで、両者の相乗効果で極めて高いむし歯抑制機能をもつチョコレートを開発。味の品質(甘さ)も同等もしくはそれ以上、カロリーも砂糖の75%とダイエット効果も期待できる「夢のチョコレート」を歯科界に送り出しました。

「このチョコレートを治療の終わった子にごほうびとして食べてもらっています。」

番組ではカメラの前の親子もびっくり。「寝る前、歯を磨いてから、なめながら寝てください」という、文字通り「まさか!」。歯科界の既成概念を根本から覆す驚きの世界を作り出したのです。まさに歯科にとって「革命的」な出来事です。

●「歯科チョコレート革命」の旋風を

神谷先生は言います。「これまで、むし歯の発生は一方的に患者サイドの責任といわれてきました。しかし今私は『むし歯は歯科医師の責任』と考えを改めました。私達こそが『口腔の健康を育成するプロフェッショナル』だからです。患者さんの責任よりもまず自ら最大限の能力を発動し、むし歯予防に当たることが必要です。」

こう言い切ることができるのは、彼が「歯医者さんが作ったチョコレート」を手にしたからです。

「私は患者さんに、一つだけ、自己責任があるといいます。『歯医者さんへ通うこと』。この関係が失われない限り、患者さんの健康管理は、プロフェッショナルである私が、全責任を持ちます。」

この言葉はひとり神谷先生のものではなく、どの歯科医院でも、すぐにそう断言できるでしょう。それだけの力を、このチョコレートは持っているのです。

神谷先生は、このチョコレート普及の延長線上に、歯科に子育てを位置づけ、笑顔で楽しく、子ども達の健康で幸せな生活と発達を応援する新しい運動を展望しています。その名も「子育て支援隊」。歯科の可能性を拡げる壮大な構想です。

「歯医者さんのチョコレート」は夢を広げる「歯科医院専売」のサプリメント・ツール。
あなたの医院から「歯科チョコレート革命」の旋風を巻き起こしていきましょう。